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第2回 校内研修会

 福島市手話出前講座の講師2名をお迎えして教職員を対象として手話研修会を行いました。
 まず、福島市の手話言語条例について、制定の背景や目的を説明していただきました。手話の普及を目指し、誰もが住みやすい、共生社会を実現するために制定された条例であることを学ぶことができました。また、来年夏開催予定のデフリンピック「東京2025」や国際手話について丁寧に教えていいただき、理解を深めることができました。
 最後に教員からの質問に答えてくださいました。手話表現では目の動きが大切であり、目で表現する練習を行うとよいこと、手話の読み取り力向上のポイントは、相手の状況や生活の背景を知ること、相手が何を言おうとしているのか、想像力を働かせることが重要であることを教えていただきました。
 今回の研修会を通して、手話についてはもちろんのこと、聴覚障がい者を取り巻く社会情勢や授業の中で疑問に思っていたこと等、聴覚障がい教育についての理解を更に深めることができました。講師のお二方の豊富な知識とご経験を基に、様々なことを伺うことができ、明日からの教育活動に生かせる多くのことを学ぶことができました。
 お忙しい中、おいでいただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。